働くためにおおいに学ぶ。子連れもOKなビジネススクール

日本初、子育て期にある女性のためのビジネススクール、東京ワーキングママ大学(WORKING MOTHERS UNIVERSITY OF TOKYO以後、WMUT)が10月より開講。2014年5月にプレオープン、8月のデモ授業実施を経て現在、第一期の計6回におよぶカリキュラムが着々と進行しています。

セカンドキャリアの形成を目指し、実践的なスキルを習得することに主眼が置かれているWMUTが提供するのは「ウーマンリーダー」「ママプレナー」と2つのコース。前者は企業、組織内のリーダーとして活躍するための必須スキルを、後者は子育てをしながら起業し、経営者としての道を歩むための実践的なテクニックをスピーディに習得できるもの。隔週末、3ヶ月間というタームは無理なく続けれらると、受講生には好評です。

やはり、なんといってもユニークなのが「子連れ」で受講できる点に尽きます。6ヶ月~10歳未満のこどもが対象となる「キッズ大学」が同時に開講していて、目と鼻の先にある託児スペースがあり専任スタッフ(保育士を含む教育現場のプロ)がスタンバイ。こどもも“新しい学び”が体験できるという趣旨で、絵具や粘土を使った造形表現を楽しむ「ダイナミックアート」、“ドライアイスってなに”?という疑問から出発しシャーベット作りで終了する「プロジェクトタイム」など、こどもが夢中になるアクティビティが用意されています。twmc

独自に開発したWMUTメソッドにより、時間の制約があるワーキングマザーが短期間で効率的に学習効果、専門性を高めるられるよう「スキルアップ講座」「リアルプロジェクトワーク」「個人ワーク」が三位一体となって質の高いビジネススキルを伝授。

また、単発のオープンカレッジやイベントもほぼ毎月、開催。本コースのエッセンスをそのままに授業の一端にふれることが可能。こちらはキャリア論から健康管理、子育てに関する講座など、エントリーしやすい周縁にあるテーマもあり。

IMG_5949少子化ジャーナリストで、相模女子大客員教授を務める白河桃子氏がイベントママのためのキャリアマネジメント論に講師として登壇。2009年のユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされ「婚活」ということばのオリジネーターであり、企業で働く女性とこれから社会に出る女子大生の実情、心情を知り尽くした彼女による熱い講義、活発な質疑応答が繰り広げられました。IMG_6079
ガラス張りの託児スペースで赤ちゃん、ちいさなこどもが保育園さながらに遊んで時間を過ごしている一方、真剣なまなざしで一字一句を見逃すまいと講師、受講者の発言に耳を傾けるイベントの参加者たち。 
IMG_6160本学の設立にあたった、一般社団法人日本ワーキングママ協会の代表理事である大洲早生李氏。3児の子育て中の母であり、自身も妊娠・出産を機に日本の企業で仕事と子育てを両立することの難しさを痛切に体験したひとり。

代表理事の大洲氏は開学にあたって次の通りコメントしています。

「子どもを育て、働くって、なぜこんなに大変なのだろう? 余裕がなく、夢も希望も持てない…」。出産してから知った、働く・働きたいママたちが抱える葛藤や苦悩。未来を担う子どもたちのためにも、子育ても、働くことも愉しみ、豊かな人生を送ることができる社会を実現したい、という強い思いがありました。そこで、同じ思いを持つ仲間と一緒に立ち上げたのが『東京ワーキングママ大学』です。私たちは、次世代に必要なママと子どもの在り方を追求し、共に成長していける学びとつながりの場にしたいと考えています。ママからはじまる「働き方革命」により、全ての人がイキイキと輝き、幸せになれる社会を目指します。

2015年、来春の第二期生募集に先駆けて見学会や個別の説明会も随時、開催されているので気になる方はぜひご確認を。

※なお、大学、ユニバーシティと名称の一部にはありますが学校教育法上で定められた正規の大学ではありません。

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